こちらの記事では、徹底的なリサーチに基づいて導き出した「2026年最強のワッパ PC」の具体的な構成パーツをまとめています。「ゲーミング」「クリエイティブ」「コスパ重視」の3つのパターンで、それぞれの使用目的に対して最も電力効率(ワッパ)が良いパーツを厳選しました。自作PCのパーツ選びで迷っている方は、このリスト通りに揃えるだけで、省電力かつ高性能なマシンが完成します。
1. 【ゲーミング特化】究極のワッパ・ゲーミングPC構成

ゲーム中のフレームレートあたりの消費電力を極限まで抑えた構成です。発熱が少ないため、空冷でも静音運用が可能です。
構成のポイント
- CPUとGPUのバランスが良く、ボトルネックが発生しにくい
- ゲーム中のシステム全体消費電力は約300W〜350W
- 空冷クーラーで十分に冷やせるためメンテナンスが楽
| パーツ | 製品名 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | Sapphire PULSE Radeon RX 9070 |
| マザボ | MSI MAG B850 TOMAHAWK WIFI |
| メモリ | G.SKILL Flare X5 DDR5-6000 32GB |
| SSD | Solidigm P44 Pro 1TB |
| クーラー | Thermalright Phantom Spirit 120 SE |
| 電源 | Seasonic VERTEX PX-750 |
各パーツの選定理由とリンク
CPU: AMD Ryzen 7 9800X3D
ゲーミング効率世界一のCPU。平均100W以下で動作し、ゲーム性能は最高峰。これをベースにするのがワッパPCの鉄則です。
▶
GPU: Sapphire PULSE Radeon RX 9070
TGP 220WでRTX 5070以上の性能を発揮。SapphireのPULSEシリーズは冷却と静音性のバランスが抜群です。
▶
マザーボード: MSI MAG B850 TOMAHAWK WIFI
X870Eのような過剰な機能を省き、アイドル電力を抑制。安定性と省電力のバランスが高い名機です。
▶
メモリ: G.SKILL Flare X5 DDR5-6000 32GB
Ryzenのスイートスポットである6000MHzで安定動作。電圧を盛らずに済むため、発熱を抑えられます。
▶
SSD: Solidigm P44 Pro 1TB
世界トップクラスの電力効率を誇るSSD。特にアイドル時の消費電力が低く、システム全体の待機電力削減に貢献します。
▶
クーラー: Thermalright Phantom Spirit 120 SE
9800X3Dならこの空冷で十分。水冷ポンプの電力をカットできるため、トータルのワッパは空冷が有利です。
▶
電源: Seasonic VERTEX PX-750
Platinum認証で変換ロスを最小化。Seasonicの品質は電圧変動が少なく、各パーツへの負荷も低減します。
▶
2. 【クリエイティブ特化】安定と効率の作業用構成

動画編集や3Dレンダリングなど、長時間高負荷がかかる作業向け。Intelのアイドル省電力性とQSV、NVIDIAのCUDA性能を組み合わせた実用性重視の構成です。
構成のポイント
- Intel QSVとNVIDIA CUDAのいいとこ取りで作業時間を短縮
- アイドル時の消費電力が低く、Web閲覧などの軽作業時もエコ
- 大型水冷クーラーで長時間レンダリングでも熱ダレしない
| パーツ | 製品名 |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 265K |
| GPU | MSI GeForce RTX 5070 GAMING SLIM |
| マザボ | MSI PRO Z890-A WIFI |
| メモリ | G.SKILL Trident Z5 RGB DDR5-6400 64GB (32GBx2) |
| SSD | Solidigm P44 Pro 2TB |
| クーラー | Arctic Liquid Freezer III 360 |
| 電源 | Super Flower LEADEX VII Gold 850W |
各パーツの選定理由とリンク
CPU: Intel Core Ultra 7 265K
iGPUのQSV機能が動画編集で圧倒的なワッパを発揮。作業の合間のアイドリング時も省電力です。
▶
GPU: MSI GeForce RTX 5070 VENTUS 3X OC
あえて3連ファンの上位モデルを選びます。大型ヒートシンクにより、アンダーボルト運用時にファン回転数を下げられるため、安価な2連ファンモデルより結果的に省電力になります。
▶
マザーボード: MSI PRO Z890-A WIFI
クリエイター向けのスタンダード。派手なLED装飾がない分、余計な電力を食いません。
▶
メモリ: G.SKILL Trident Z5 RGB DDR5-6400 64GB (32GBx2)
Intel XMP 3.0準拠の定番モデル。Neo(AMD用)と異なりIntel環境での互換性が高く、大容量64GBで4K編集も快適です。LEDはソフトで消灯して節電しましょう。
▶
SSD: Solidigm P44 Pro 2TB
最高クラスの電力効率を持つSSD。長時間の大容量書き込みでも発熱が比較的抑えられており、サーマルスロットリングによる速度低下(=電力の無駄)を防ぎます。
▶
クーラー: Arctic Liquid Freezer III 360
ラジエーターが厚く、低回転でも冷えます。VRM冷却ファンも付いており、マザボ周辺の寿命も延ばせる高効率クーラー。
▶
電源: Super Flower LEADEX VII Gold 850W
高負荷時の効率が良いGold認証。少し容量に余裕を持たせることで、変換ロスの少ない領域で運用します。
▶
3. 【コスパ重視】安くて強い、賢いワッパPC構成

初期費用を抑えつつ、ランニングコストも安い「1円あたりのワッパ」最強構成です。ここでは、価格が高止まりしているRTX 4070ではなく、圧倒的な低消費電力と安さを両立したRTX 4060を主役に据えました。
構成のポイント
- TGP 115Wのグラボで、システム全体でも200W台の超省電力動作
- Eco Mode活用でCPUのワッパも最大化
- LEDなどの装飾を排除し、実用性能のみにコストを集中
Intel Arc B580はどうなの?
「Intel Arc B580」は、価格に対する描画性能(コスパ)は最強クラスですが、アイドル時の消費電力が競合より高い傾向があります。「ワッパ(電力効率)」を最優先する本記事では、アイドル電力も低いRTX 4060を推奨します。
| パーツ | 製品名 |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 5 9600X |
| GPU | MSI GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK OC |
| マザボ | ASRock B650M-HDV/M.2 |
| メモリ | CFD Standard DDR5-5600 32GB (16GB×2) |
| SSD | KIOXIA EXCERIA PLUS G3 1TB |
| クーラー | Zalman CNPS13X DS BLACK |
| 電源 | 玄人志向 KRPW-GA650W/90+ |
各パーツの選定理由とリンク
CPU: AMD Ryzen 5 9600X
BIOSでEco Mode (65W)にすることで真価を発揮。最新ゲームも快適に動く6コア12スレッドの高コスパモデルです。
▶
GPU: MSI GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK OC
現在市場で手に入りやすいのがこの「OC」モデルです。OCといっても消費電力への影響は極めて小さく、TGP 115Wの驚異的なワッパは健在。安くて高性能なド定番モデルです。
▶
マザーボード: ASRock B650M-HDV/M.2
機能を必要最小限に絞った質実剛健モデル。BIOS Flashback機能を搭載しているため、Ryzen 9000シリーズに対応していない古いBIOSで届いても、CPUなしでアップデートが可能。安心して選べる一枚です。
▶
メモリ: CFD Standard DDR5-5600 32GB (16GB×2)
国内ブランドCFD販売のスタンダードモデル。品質に定評があり、相性問題も少ない安心の選択肢です。定格電圧1.1Vで動作するため、発熱と消費電力を最小限に抑えられます。
▶
SSD: KIOXIA EXCERIA PLUS G3 1TB
DRAMレスですがHMB効果で十分高速。発熱が少なく、ヒートシンクなしでも運用しやすい省電力SSDです。
▶
クーラー: Zalman CNPS13X DS BLACK
温度表示機能付きクーラーの有力な選択肢です。トップカバーにCPU温度をリアルタイム表示可能で、冷却性能も高く、見た目もスタイリッシュです。
▶
電源: 玄人志向 KRPW-GA650W/90+
日本の自作PCユーザーにはおなじみの高コスパ電源。安価ながら80PLUS Gold認証を取得しており、変換効率が高いのが特徴。フルプラグイン式なので配線も楽です。
▶
