LeanPower Lab運営者のMasaです。最近の自作PC界隈で一番熱い話題といえば、やっぱりケーブルが表に見えない背面コネクタマザーボードですよね。一昔前は裏配線を頑張って隠すのが主流でしたが、今はそもそも表に配線を出さないという選択肢が当たり前になりつつあります。でも、いざ背面コネクタのマザーボード一覧をチェックしてみると、自分のケースに合うのか、今持っているDDR4メモリが使えるのか、あるいは価格やデメリットはどうなのかなど、意外と情報がバラバラで迷ってしまうこともあるかなと思います。自作PCの見た目を劇的に変えてくれるこの技術ですが、ケースとの互換性や設置のコツなど、押さえておくべきポイントもいくつかあります。この記事では、2026年現在の最新情報を整理して、皆さんの理想のケーブルレスPC作りをお手伝いできれば嬉しいです。
主要メーカーが展開する最新の背面コネクタマザーボードのスペック比較
資産を活かせるDDR4対応モデルの現状と唯一の推奨製品
背面コネクタ化を成功させるために不可欠な対応PCケースの厳選紹介
実際に組む前に知っておきたいメリットやデメリットとトラブル対策
2026年最新の背面コネクタマザーボード一覧
2026年現在、自作PCのトレンドは「隠す」から「最初から見せない」へと完全にシフトしました。ASUS、MSI、GIGABYTEといった大手メーカーが、IntelのCore UltraプロセッサやAMDのRyzen 9000シリーズに対応した魅力的な背面コネクタモデルを次々と投入しています。これらはマザーボードの裏側に24ピン電源やファンヘッダー、SATAコネクタを集約することで、強化ガラスパネル越しに見える景色を劇的に変えてくれます。まずは主要モデルの立ち位置を把握しましょう。
ASUSのBTFシリーズと最新スペック
ASUSが展開する「BTF(Back to the Future)」エコシステムは、現在市場で最も先進的なステージにあります。単に電源端子を裏に回すだけでなく、グラフィックスカードへの給電までもマザーボード経由で行うという、徹底したケーブルレスへのこだわりがすごいですね。私自身、初めてこのシステムを見た時は、技術の進歩に本当に驚かされました。
フラッグシップモデルであるROG MAXIMUS Z890 HERO BTFは、22+1+2+2フェーズという圧倒的なパワーステージを搭載し、最新のハイエンドCPUの性能を余すことなく引き出します。特筆すべきは「Advanced BTF」規格によるGC-HPWRスロットの搭載です。対応するASUS製ビデオカードを使用すれば、あの太くて硬い12VHPWRケーブルを表面に挿す必要がなくなります。これにより、PC内部はまるで重力を無視してパーツが浮いているような、圧倒的にクリーンな見た目を手に入れることができるんです。また、ツールレスでビデオカードを取り外せる「Q-Release Slim」など、自作者の利便性を極限まで高める工夫が随所に凝らされています。

ASUS BTFシリーズの注目ポイント
GC-HPWRスロット: 対応GPUなら補助電源ケーブルさえも完全排除可能
Q-Release Slim: レバー操作なしでグラボのロックを解除できる革新的な機構
Wi-Fi 7対応: 次世代の高速通信規格を標準搭載し、アンテナ接続もツールレス
(出典:ASUS公式サイト『ROG MAXIMUS Z890 HERO BTF』)
MSIのProject Zeroの互換性と特徴
MSIの「Project Zero(PZ)」シリーズは、特定のパーツに縛られない「使いやすさと普及」を重視しているイメージです。ASUSのようにビデオカード給電まで背面化する独自スロットは持ちませんが、その分、お気に入りのメーカーのグラフィックボードをそのまま使える汎用性が大きな魅力かなと思います。既存のパーツ資産を活かしつつ、ケーブルレスの恩恵を受けたい人にはぴったりの選択肢です。
MSIは、ハイエンドなMAG X870E TOMAHAWK MAX WIFI PZから、Micro-ATXサイズで導入しやすいB650M PROJECT ZEROまで、非常にバランス良くラインナップを揃えています。特にMicro-ATXモデルは、コンパクトで「ギュッ」と凝縮感のあるPCを組みたいユーザーにとって非常に重宝されています。ヒートシンクにはシルバーホワイトの美しいアルミニウム素材が多用されており、LEDの反射も非常にきれいに映えます。電源回路も14+2+1フェーズの強力な構成が多く、多コアCPUを載せても安定感は抜群ですね。BIOS設定画面の使いやすさにも定評があり、自作初心者の方でも迷わず設定を進められるはずです。

MSI Project Zeroの注目ポイント
高い互換性: 独自のGPU給電スロットに縛られず、好きなグラボが使える
M-ATXモデルの充実: コンパクトで安価な背面モデルが豊富
EZ DIY機能: M.2ヒートシンクが工具なしで外せるなど、組み立てが非常に楽
(出典:MSI公式サイト『MAG X870E TOMAHAWK MAX WIFI PZ』)
(出典:MSI公式サイト『B650M PROJECT ZERO』)
ホワイトPCに最適なGIGABYTEのICE
白いPCビルドを極めたいなら、GIGABYTEの「Stealth ICE」シリーズは見逃せません。これまでの背面コネクタモデルは、基板自体は黒いものが多かったのですが、GIGABYTEはついに基板(PCB)そのものを白く塗装し、徹底的な統一感を追求してきました。これ、実際に実物を見るとため息が出るほど綺麗なんですよ。
最新のX870 AORUS STEALTH ICEは、基板の表も裏も白、ヒートシンクも白、さらにはコネクタ類まで白にこだわっています。ピラーレスケースに入れて照明を当てたときの清潔感は、他社の追随を許さないレベルですね。また、組み立てやすさにも独自の工夫があり、Wi-Fiアンテナをワンタッチで抜き差しできる「WIFI EZ-Plug」など、物理的なストレスを減らす設計が随所に散りばめられています。AIによるメモリOC機能「AI Snatch」も搭載されており、DDR5メモリのポテンシャルを誰でも簡単に引き出せるのも、性能面での妥協がない証拠です。基板の裏面には補強用のバックプレートが装着されているモデルもあり、大型のビデオカードを支える剛性もしっかり確保されています。

GIGABYTE Stealth ICEの注目ポイント
フルホワイトPCB: どこを覗き込んでも「黒」が見えない、究極のホワイトビルド基板
WIFI EZ-Plug: 面倒なアンテナケーブルのねじ込み作業をワンタッチ化
Twin VRM設計: 負荷を効率よく分散させ、低発熱かつ安定した電力供給を実現
(出典:GIGABYTE公式サイト『X870 AORUS STEALTH ICE』)
希少なDDR4対応背面コネクタの選び方
2026年になっても、DDR4メモリの需要は意外と根強いものです。「高クロックなDDR4メモリを持っているから流用したい」「メモリを流用して浮いた予算をグラボに回したい」という考えは、LeanPower Labが提唱する賢いエネルギー管理にも通じる、非常に合理的な判断だと思います。しかし、背面コネクタモデルでDDR4に対応している製品は、残念ながら絶滅危惧種と言えるほど少ないのが現状です。
背面コネクタ化には複雑な多層基板の配線設計が必要なため、各社は最新のDDR5モデルに開発リソースを集中させています。その中で、唯一と言っていい救世主がASUS TUF GAMING B760M-BTF WIFI D4です。Intelの第12〜14世代(および互換BIOSでの最新世代)に対応し、コストを抑えつつ背面コネクタの美学を取り入れられる稀有な存在です。もしDDR4環境でケーブルレスを実現したいなら、迷わずこのモデルを探すべきでしょう。ただ、生産数はそれほど多くないようで、在庫を見つけたら早めに確保しておくのが吉かもしれません。DDR4だからといって電源回路が弱いわけではなく、TUFシリーズらしい堅実な設計で、Core i7クラスまでの運用には十分すぎるスペックを持っています。
DDR4対応の背面コネクタマザーボードは非常に数が限られていますが、このTUFモデルは信頼性が高く、初めての裏配線ビルドにも最適です。

(出典:ASUS公式サイト『TUF GAMING B760M-BTF WIFI D4』)
自作PCの美観を変えるケーブルレスの魅力

背面コネクタ化は、単なる見た目の変化以上の価値を自作PCにもたらしてくれます。私はよく「PC内部が精密なジオラマになった」と表現するのですが、それくらい没入感が変わります。これまではどんなに高いパーツを買っても、24ピン電源ケーブルがその造形を隠してしまっていましたが、そのストレスから完全に解放されます。視界を遮るものがないため、水冷の配管やフィッティングの造形美を、文字通り100%楽しむことができるんです。
実用面で驚くのが、ホコリ掃除のしやすさです。表面にケーブルという障害物がないので、エアダスターを吹きかけるだけで隅々までホコリが飛んでいきます。これ、地味ですけど数年単位でPCを使う上では最高に快適なポイントですね。また、パーツ交換の際もケーブルをかき分ける必要がないので、M.2 SSDの増設やメモリの差し替えがめちゃくちゃ楽になります。ただし、特殊な構成を組む場合は注意も必要です。例えばビデオカードを縦置きにするためのライザーケーブルを使う場合、信号品質が安定に直結します。当サイトの別記事5L以下!mini itxケースと超小型グラボで作る極小PCでも詳しく解説していますが、背面コネクタの美観を活かすなら、ケーブルの品質には妥協しないでくださいね。
背面コネクタのマザーボード一覧と対応ケース
背面コネクタマザーボードは、それ単体では完成しません。コネクタを裏側から差し込むための「専用の穴」が開いたPCケースが絶対に必要になります。従来のケースだと、マザーボードを取り付けるトレイが邪魔をしてコネクタを挿すことができないからです。しかし2026年現在は、主要ケースメーカーがこぞって対応モデルをリリースしており、選択肢に困ることはなくなりました。
裏配線専用PCケースのおすすめ5選
背面コネクタマザーボードの実力を100%引き出すには、裏側の配線スペースが十分に確保されたケースが理想的です。私が実際に触ってみて「これは組みやすい!」と感じた5つのモデルを比較表にまとめました。
| モデル名 | 特徴 | 公式サイトリンク |
|---|---|---|
| Corsair 6500X | デュアルチャンバー構造。裏側に広大なスペース。 | 製品ページ |
| Lian Li O11 Vision Compact | 3面シームレスガラス。開放感が抜群。 | 製品ページ |
| Phanteks NV5 MKII | 各社規格フル対応。コスパも良し。 | 製品ページ |
| Cooler Master MasterBox 600 | 冷却重視メッシュ。420mmラジエーター対応。 | 製品ページ |
| Thermaltake Ceres 330 TG | 高通気性デザイン。液晶モニター増設可。 | 製品ページ |
BTFやProject Zeroのデメリットと対策
良いこと尽くめに見える背面コネクタですが、導入前に冷静に知っておくべき「落とし穴」もあります。一番はやはり、パーツ選びの自由度が制限されることですね。「このケースかっこいい!」と思っても、背面コネクタ非対応であれば物理的に使えません。ケースを加工(切断)して使う強者もいますが、保証が切れるので一般的ではありませんよね。

背面コネクタビルドの主なデメリット
コスト面: 通常のマザーボードやケースよりも価格が1〜2割ほど高めな傾向
パーツの縛り: 特にAdvanced BTF(GPUケーブルレス)は、マザーとGPUを同じメーカー(ASUS)で揃える必要がある
流用性の低さ: 今使っているケースがそのまま使えない可能性が高い
対策としては、最初から「背面コネクタ対応」の構成であることを前提に予算を組むことです。中途半端に手持ちのケースを使い回そうとせず、この新しいエコシステムに完全に飛び込んでしまったほうが、最終的な満足度は間違いなく高くなります。
初心者が注意すべき電源ケーブルの取り回し

意外と盲点なのが、電源ケーブルの柔軟性と長さです。背面コネクタはマザーボードの「裏側」に直接ケーブルを挿すため、ケーブルを急角度で曲げなければならないシーンが出てくることがあります。また、CPU補助電源(EPS 8ピン)までの距離が通常の配線ルートとは少し変わるため、電源ユニットに付属している標準ケーブルではパツパツになってしまうことも珍しくありません。
無理な力がかかると、コネクタの接触不良や、最悪の場合は基板のはんだ剥がれの原因になりかねません。対策として、柔軟性の高い「エンボス加工ケーブル」を採用した最新の電源ユニットを選ぶか、必要に応じて高品質な延長ケーブルの使用を検討してください。最新のATX 3.1対応電源などは、取り回しに配慮されたしなやかなケーブルが付属していることが多いので、これから電源を買うならチェックしてみると良いかなと思います。
エアフロー向上とメンテナンス性のメリット

エネルギー効率やパーツの寿命を重視するLeanPower Labとして見逃せないのが、エアフローへの好影響です。ケーブルという大きな障害物が内部から消えることで、フロントファンから入ってきた冷気が乱流を起こさず、CPUやVRM、そしてSSDへと直線的に流れるようになります。これを「層流(ラミナーフロー)」と呼びますが、これにより冷却効率が上がり、ファンの回転数を下げてもパーツをしっかり冷やせるようになります。つまり、静音化と冷却性能の向上を同時に実現できるわけです。また、ホコリがケーブルに絡まって溜まることもないので、長期的な性能維持にも寄与するかなと思います。掃除も簡単で、見た目も美しく、その上冷える。自作PCにおける一つの理想形ですよね。
背面コネクタのマザーボード一覧から選ぶ結論
ここまで、2026年最新の背面コネクタのマザーボード一覧とその活用術についてお話ししてきました。かつては一部の愛好家のための実験的な技術でしたが、主要メーカーの参入と対応ケースの増加により、今や「自作PCのメインストリーム」になりつつあります。ケーブルマネジメントに何時間も費やす時代はもう終わり、これからは「最初からケーブルを見せない」ことで、純粋にハードウェアの造形美を楽しむ時代です。
最高の美しさを求めるならASUS、汎用性ならMSI、白さを極めるならGIGABYTE。それぞれの個性を理解して、この背面コネクタのマザーボード一覧の中から、あなたのPCライフを豊かにする最高の相棒を選び出してください。きっと、PCを起動するたびに「組んでよかった!」と思える、素敵な体験が待っているはずです!
※記載しているスペックや価格目安、製品の評価は2026年1月時点の情報に基づいています。正確な最新情報は必ず各メーカーの公式サイトや正規販売店の情報を確認してください。また、PCの組み立てやパーツ選定に関する最終的な判断は、ユーザー様の自己責任となります。必要に応じて専門店の相談サービスなども活用されることをおすすめします。
